いろはな保育園ではお子さまがしっかりとした根をはり、自信を持ってのびのびと生きていくための根幹となる自己肯定感を養える保育を行えるよう「生きる力の根をはぐくむ」という保育理念を掲げています。基準を超えてより多くの保育者を配置しているからこそ「お子さま一人ひとりの感情を受け入れ・共感し・応答する」ことができます。“やさしく接せられた子は、人にやさしくできる”これは育児も保育も一緒だと考えています。より多くの保育者を配置した小規模園だからこそ細やかなサポートも行うことができ、例えば、発達が様々な乳児期のお子さまの食事・お昼寝・排泄は個別に対応し、ご家庭と連携を取りながら保育士がそれぞれのお子さまの発達に適したサポートを行っています。

また、保護者の方にも保育園で過ごすお子さまの様子をたくさん知ってほしいという想いから、思わずニコっと微笑んでしまうような可愛らしい写真をSNSやコドモン(連絡帳アプリ)を通してご家庭へ積極的に共有しています。いろはな保育園は温かくほっこりするご家庭のような雰囲気のもと、たくさんの保育者の優しさでお子さまを見守り、安心してお預けいただける環境を整えています。

かつての保育園はお昼寝用のお布団や園で使用するおむつは毎日ご家庭で用意していただき、おむつ一枚一枚にもお名前を記入し、忘れ物がないかをチェックする日々・・・毎日忙しい保護者の方にとって登園の持ち物準備の負担はとても大きいものでした。

いろはな保育園では保護者の方の負担を少なくすること、また、これまで持ち物準備に充てていた時間をお子さまとのふれあいの時間に充ててほしいという想いから園にお持ちいただく荷物の軽減に取り組んでいます。おむつやおしり拭きは花王のサブスクサービス「すまいる登園」（税込：3,278円/月）を導入していますので、ご家庭から持ってきていただく必要はありませんし、給食の時間に使用するエプロンやお口拭きも当園で用意をしています。また、現在、「わくわくおきがえ」という安心の日本製のお洋服のサブスクサービスも試験導入をしており、将来的には手ぶらに近いかたちで登園していただけることを目指しています。

いろはな保育園では外部から専門講師を招き、保育活動の一環である“すてっぷ保育”として隔週で英会話とリトミックのレッスンを行っています。英会話は歌や踊りを通して楽しくレッスンをするので、毎回わくわく・どきどきしながら遊び感覚で取り組んでいます。お子さまたちは楽しみながら続けることで自然に自信が身に付き、成長とともに英語がより身近なものになります。リトミックは「音楽を通じて子どもの発達を促していく」教育方法ですが、感性や運動能力の発達に加え、情緒の安定や、想像力・集中力・思考力の育成を促せると言われています。0歳のうちはリズムに合わせて動くのは難しいので保育者とスキンシップを取りながら楽しめる活動が中心になっています。

英会話もリトミックも外部から講師を招いているため通常は「課外レッスン」として保護者の方から費用をいただいて実施する内容ですが、当園では保育活動の一環として行っているため、追加費用はいただいておりません。習い事を始めたいけれどなかなか時間がつくれないという保護者の方々にとても喜んでいただけている当園の魅力のひとつです。

「食べること」は丈夫な体をつくる源だからこそ新鮮で良質なものを食べさせてあげたいという想いから、いろはな保育園では「すくすくOisix」から食材を調達しています。安心・安全なOisix基準を満たした食材を使って栄養士が愛情をいっぱい込めて給食やおやつを作っています。離乳食は初期食から完了食まで段階的に個別対応が可能。離乳食の段階では嚥下が上手にできず食べることを嫌がるということがよくありますが、その場合は刻み方を変えてみたり、とろみを付けてみたりとそのお子さまに合った工夫を取り入れています。

また、「食べるって楽しい！」と感じてもらえるよう、お子さまたちが喜ぶイベント給食や絵本給食を定期的に提供し、晴れた日にはお弁当をもって青空ピクニックに行くこともあります。月に1回は栄養士による食育活動を実施して、野菜の栽培や収穫、皮むきなどを通して食材や食べることに興味を持ってもらうよう取り組んでいます。なお、当園ではアレルギーをお持ちのお子さまに合わせた食材提供をし、アレルギーの食材を除去してみんなで同じ食材を食べる「なかよし給食」を採用していますが、除去した食材の代替として必要となる栄養がしっかり取れるよう栄養士が十分に配慮していますのでどうぞご安心ください。

保育園という狭い世界でもお子さまたちに様々なことを学ばせてあげたいという想いのもと保育を行っていますが、外の世界は思っているよりも広く大きく、どうしても保育園という場所だけでは体験したり、感じることのできないことがたくさんあります。そこで地域の自治会の方や商店街の方とも積極的に交流をはかり、世代を超えた交流の機会を多く設け、保育園の中だけでは味わえない経験をたくさんできる取り組みを行っています。春先には老人会のおじいちゃんやおばあちゃんがさつまいもやゴーヤの苗植えや水やりをお手伝いしてくれ、お正月には獅子舞を披露してくださいます。また、今後は地域の小学校や中学校とも更なる交流をはかれるよう現在準備を進めているところです。

お子さまたちには様々な人との触れ合いの中で大切にされて育つ感覚を感じてほしいと願っていますし、「あの子はいろはな保育園の子だね！」と地域のたくさんのやさしい目に見守られながら、お子さまも保護者の方も安心できる環境で健やかにのびのびと育ってほしいと願っています。